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サブスク解禁!!WANIMA 2nd Mini Album [ Cheddar Flavor ]2020.09.23(wed) Release!!Code: WPCL-13209 / Price: 2,200yen(+tax)

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MV: LIFE / Cheddar Flavor

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WANIMA 2nd MINI ALBUM「Cheddar Flavor」ジャケット画像

WANIMA 2nd Mini Album [ Cheddar Flavor ] 2020.09.23(wed) Release!! Code: WPCL-13209 / Price: 2,200yen(+tax)

[ 初回プレス限定仕様 ]
「Cheddar Flavor」オリジナルステッカー封入(ランダムデザイン)

※ダウンロード・ストリーミング配信日については後日発表予定。

収録曲

  1. 1. Call
  2. 2. LIFE
  3. 3. 枯れない薔薇
  4. 4. SHADES
  5. 5. Cheddar Flavor
  6. 6. 春を待って
  7. 7. Faker
  8. 8. となりに
  9. 9. Milk

MUSIC VIDEO: LIFE/Cheddar Flavor

WANIMA 2nd Mini Album Cheddar Flavor Official Interview

Interview Vol.01

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──まずは「COMINATCHA!! TOUR 2019-2020」のところから話したいんですが、昨年11月に始まって、残念ながら途中で中止ということになってしまって。

KENTA「僕らは他のアーティストと比べても早い段階で決断をさせて頂きました。そのあとこんな状態になると誰も思っていなくて。もっと早く収拾すると思っていましたが、状況が酷くなり25万人(ツアーの総動員数)の半分の方々がライブを観れないということになって。先に決まっていた事が全て無くなりました。」

FUJI「自分がWANIMAでドラム叩くようになってから今まで、ライブを中止にしたことは無かったと思います。それがコロナで中止にしなくてはいけないという状況になって、自分たちにとってもチームにとっても大きい決断でした。先が見えない、これからどうしようっていう状況。不安で仕方ありませんでした。」

──でも、WANIMAは止まらなかったですよね。すぐに“春を待って”をレコーディングして、最速で緊急配信するというアクションを起こした。

KENTA「すぐにチームを集めて、何ができるか話しました。その中で、ツアー中にやっていた新曲の“春を待って”を配信して届けるっていうことを決めて。ツアーを楽しみにしていたお客さんもいる中で、待ってくれてる人がおるから、そういう決断をしました。あの頃、SNSとかを見てても、マイナスなイメージが漂っている雰囲気があって。やからせめて、僕たちのことを求めてくれてる人たちを纏う空気や雰囲気だけでも変えたい、曲を届けたいという気持ちでした。ツアーが中止になり、お客さんからもSOSのメッセージがかなり届きました。俺らも大変かもしれんけどお客さん達もかなり深刻で大変なわけで。決断の連続で疲れている人たちに自分たちが信じる音楽を届けたい、それ以外の選択肢はなかったです。」

KO-SHIN「僕らができることは少なくて。音楽以外なくて。音楽はなくならないと信じているし僕らが止まるわけにはいかない。コロナ禍でいろんな人たちが苦しんで、どうしていいかわからない状況の中、僕らが止まったらダメだと思ったし、それが当たり前だと感じていました。その気持ちはずっと持ち、僕らが止まらずやることで少しでも背中を押せたらと思ってやっていました。」

──その“春を待って”は、もちろんコロナとは関係なくできた曲ではあると思うんですが、不思議とそのときの状況に寄り添う曲になったなと思って。あの曲はどういう思いで作ったんですか?

KENTA「“春を待って”は、ツアーを回っているときから、迷いだったり、葛藤を感じながらできた曲でした。ツアーを回るなかでも葛藤がありました。自分が歌っていて、疑いなく歌える曲が歌いたいと改めて思いました。自分のために歌っている場面があり、バンド組みたての中学の頃の様に『新曲できた!!』という気持ちに近かった。ただの作業にならないで自分の中で動く気持ちを追いかけました。」

──その「葛藤」ってどういうものだったんですか?

KENTA「生きていく中で様々な浮き沈みがあって、『あの時の後悔』や『これから先への不安』など必ずついてきて、時間だけじゃ解決しないこともあって。『COMINATCHA!!』ツアー中に思い返したり自分を責めたりしていて。今までお世話になった人たちだったり、支えてくれた人たちのこと、お客さんやスタッフさんも含め、今の俺は自分の事ばかりで気遣いや気持ちに触れることが出来ていない気がしました。ライブにきてくれた目の前のお客さんにはもちろん全力で音楽を伝える。ここはブレませんでしたが、なりたくない自分になっていると感じました。自分に対して『もっとやれるやろ』って思っていて。何をもっとやりたいのか自分の何が嫌いなのか自分と会話して。生きることを諦めたくない、冷めてスカしとる場合じゃないよってイライラしていました。」

FUJI「スタジオでKENTAが曲を創っていて、悩んでたり、絞り出そうとしている姿を後ろからずっと見ていました。“春を待って”はその中でできあがっていった1曲です。ライブで披露しながらどんどん変わっていって、長い時間かけて創り上げていった1曲なので、すごい想い入れは強い。夜中に集まったり、一歩ずつ創り上げました。」

──曲を創ることで、KENTAくん自身が救われるみたいなところもありました?

KENTA「今まで支えてくれた人たちが、俺らが調子いいときも悪いときも変わらずに近くにおったから今の自分があるんやなってことに改めて気付けました。状況がいい時は届かなかった声や気持ちも今ならわかる。コロナになって目の前にあった現実が無くなって。這い上がってでも掴みたいものがあるから自分の心が納得する音楽を信じてやりたいと思いました。僕は音楽が産まれる瞬間は自分の気持ちが落ち着いている時のほうがつまらない気がしていて。それに自分が納得していない音楽をやっているWANIMAは誰も観たくないと思うから。」

Vol.02へ続く
Interview by 小川智宏

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Interview Vol.02

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──“春を待って”以降も、WANIMAはいろいろな形で発信をしていって。インスタライブからテレビまで、いろいろなツールを使ってメッセージを届けていくということをやってきましたよね。そこはどういう気持ちで取り組んできたんですか。

KENTA「SNS見てもテレビ見てもコロナのことや考えさせられる事が多くBADに入りますよね。でも頭も体も止まるわけにはいかないしこの雰囲気に慣れたら駄目やなと思いました。俺がこういうふうに感じるってことは、他の人たちも結構喰らうやろなって。そこに対して、ライブができないならできないなりに、「やれることをやる」っていう気持ちでいたので、見てくれてる人たちが嫌な気持ちにならない、で、やってる自分たちも『やりたいことを信じてやる』っていうところを軸にしてやっていました。テレビの出方にしても、SNSの使い方にしても、ただのギャグにはなりたくはないなって思ってたし、ふざけてもいいけど1本筋が通った、そういうことをやれたらいいなと思って活動していました。」

──いち生活者としてはどうだったんですか? 自粛期間中はみんなストレスを抱えていたと思うけど。

KENTA「でもやることが何もないっていうのは辛い。休みやとは思えんやったし慣れるのも怖かった。オンラインでミーティングしたり、3人同じ機種のパソコンと作曲のソフトを買って曲創りをやり始めたりしました。新しい挑戦をして、止まらずに活動しようというのは3人共通の意識でした。KO-SHINは生まれて今まで自主的に動いたことがなかったので「KO-SHINのこういう所が成長しました〜。」という話ができなかったんですけど、その作曲のソフトでは3人の中で断トツできるようになって、他のミュージシャンが当たり前にやっていることがちょっとずつできただけの話なんですけど、KO-SHINが上からアドバイスしてくる事が腹立つし頼もしいところです。」

──KO-SHINくん、どうですか、自分の成長については。

KENTA「大したことじゃないけどあのKO-SHINが!?しかし音楽やってる方なら誰でも出来ることだと思います。」

──いや、でもできなかったことができるっていうのはやっぱすごいことじゃないですか。

KO-SHIN「今KO-SHINが出来る事...と思ったらこれでした。誰とも喋らずに10時間以上パソコンを見続けて気付いた事があります。目が疲れる。目の奥が筋肉痛になりました。」

KENTA「目の奥が筋肉痛?KO-SHINがパソコンでいろいろ繋いでできるようになってから、スタジオに集まって曲創って、自分が思い描いたような曲の構成だったり色だったり雰囲気をスタッフさんにすぐに伝えることができて、すぐ修正ができるようになりました。へんな欲を出さずに成長して頂き、またWANIMAのスタジオを作った時はKO-SHIN部屋を設けたいと思います。」

──画期的じゃないですか。

KENTA「でもみんなやってることだと思います。中学の終わりから自分たちでスタジオを作りライブやバンド練習をしていましたがあまりハイテクな機械を使って来なかったので、他の人たちからすると本当に当たり前の初期段階のことです。でも今も昔も集まってドーン!!の音を信じてやってきているので、これからはもうちょっと踏み込んだ、他の音楽家の方々がやってるようなことも少しずつ取り入れてやり始めるようになっていけたらと思います。」

──まあ、それはそうかもしれないけど(笑)。そのスキルは今回のミニアルバムにも活かされてますか?

KENTA「細かい変更だったり、少しニュアンスが違ったなっていうところを修正したりというのはありました。でも、スタジオでドーン!!と出した音が全てだなっていうのを改めて思いました。パソコンの波形上では合っとるけど気持ちよくない、ちょっとずれとるけどそれが気持ち良いやん。ていう感じや正解か間違っとるかわからんけど、グッと来た音があった。ただキレイに並べた温度のない音楽をやりたいか?って思っていました。」

──わかりました。で、活動としては「Milk」を『ミュージックステーション』でPIZZA OF DEATHのガレージから初披露して、その後この曲も配信リリースします。あれ、テレビで観たときにすごくできたてアツアツな感じがして、そこがよかったんですけど。

KENTA「新曲を届けたかった。ここにいて止まらずに音楽をやっている姿を見せたかった。テレビ作る側の方々も協力して下さって理解してくれました。感謝ですね。テレビ作る側も音楽創る側も観ている方に音楽で少しでも元気になって欲しい気持ちがあって。何もなくなった状態で、今の自分たちが思ってることや今のWANIMAを伝えたいって思って創った曲です。世の中の流行とかバズとかそういうのは置いといて、WANIMAのことを頼ってくれたり信じてくれている人たちに届けたかったっていうのはありました。」

──あとはKENTAくんがONE OK ROCKのTakaくんたちの「[Re:]プロジェクト」に参加するということもありました。あれはどういう思いで参加したんですか?

KENTA「ONE OK ROCKのツアーに誘われて、対バンでライブしたっきりでした。そこからたまに連絡をとるぐらいでした。同い年でワンオクの活動の仕方や信念など気になって注目していました。コロナになってTaka君から連絡があり、そこから同い年のアーティストに繋がりだして。目的がコロナで大変な状況の方々、今苦しんでる人たちに音楽を届けたいっていう強い想いだったのでWANIMAを代表して参加させて頂きました。参加されているアーティストの方々をリスペクトしていますし繋がれて本当によかったです。グループラインがめちゃくちゃ面白いのでいつか[Re:]プロジェクトのメンバーでツアーをまわれたら良いなと思います。でも個性がみんな違うからバチバチにケンカしたりして。」

Vol.03へ続く
Interview by 小川智宏

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Interview Vol.03

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──これまでお伺いしたような流れや変化を経て開催されるのが、ZOZOマリンスタジアムでの無観客ライブ「COMINATCHA!! TOUR FINAL LIVE VIEWING ZOZO MARINE STADIUM」なわけですが。このインタビューが載るときにはもう終わってるんですが、今回無観客でもライブをやろうという決断をした理由は?

KENTA「もともとツアーファイナルを、ZOZOマリンスタジアムでやろうと思っていました。でもそれを発表する前にツアーが中止になってしまって。なんとかやれないかっていう事を考えたときに、"初めての無観客ライブ"という答えを出しました。それとプラスでライブビューイングは映画館とライブハウス、それぞれが住んでる場所でガイドラインに則って観てもらうことはできないかとチームで考え調べて導いた答えです。」

FUJI「ただ配信ライブをやるよりも、ライブをいちばんいい形で届けるにはどうすればいいかを話しました。現状ではこれがベスト。というスタイルを模索しました。ちゃんと自分たちでも映画館とライブハウスに行き、実際の形で自分たちでも体感しました。」

KENTA「ツアーファイナルをちゃんと決めて次に進みたいという気持ちでした。俺らもいつまでも『COMINATCHA!!』のままではおれんし、お客さんもそうやと思うし。はっきりとファイナルですっていうのを伝えたいと思って。そうしないと進めないなっていうのも自分たちの中でもあったし、ライブの在り方、ライブの新しい楽しみ方をお客さんとともになって探したかった。」

──そして、そのライブで発表して、翌日発売というサプライズのミニアルバム『Cheddar Flavor』ですが。これはいつ創ってたんですか。

KENTA「コロナ禍の中でもずっといろんな曲を創ってました。その期間にできた曲もあれば、その前からずっと少しずつ創ってた曲もあります。」

──どういうものを創りたいと思っていました?

KENTA「まずは自分がどうしたいのか。他人を攻撃するのではなく、まず自分が自分に歌うことが大切やなって思いました。自分を焚きつける曲たちを創りたいっていうところからでした。『誰かに歌うな、自分に歌え』っていう強い思いがあって。この先 いつ振り返っても自分の大切な一枚を創りたいと思っていました。」

──自分に向けて歌うことで、見えてきたり気付いたりしたことはありました?

KENTA「人任せにはできないってことです。自分の人生なのでまず自分がどうしたいかっていうのがないと誰も救えない。2月から始まったこと、ツアー中に感じてた葛藤やったり、抱いていたこれから先に対する不安やったりっていうのをWANIMAの芯、WANIMAってこれだったよなっていう音です。」

──「これだったよな」というのは、昔のWANIMAが持っていたものを再確認した、みたいなこと?

KENTA「変化していく中で自分が生まれた環境や支えてくれた人たちの顔が浮かんだりWANIMAの持っていた力をもう一度信じようと思いました。やから気持ちも音も納得できました。」

──レコーディングはどうでしたか?

KENTA「今回レコーディング中も『誰かに歌うな、自分に歌え』っていうテーマがあり今までの色々が溢れ、歌のテイク数も時間がかかりました。たった1フレーズが思ったように歌えなくて、エンジニアさんが『俺が今まで経験した中で1番のテイク数で同じフレーズ聴きすぎて辛いから明日は休みにしてほしい』と言われるくらい何百テイクも歌いました。いや叫びました。納得がいくテイクが出るまでやりました。」

FUJI「そういう想いはスタジオで制作している段階からヒリヒリ伝わってきました。この曲に合うドラムの音を探し、自分のドラムの音も好きになりました。」

KO-SHIN「WANIMAの音楽に触れた方がどう思うかより自分の今出来ることをやりました。これを乗り越えたら成長してまた会えると思うと楽しくなりました。」

KENTA「『誰かに歌うな、自分に歌え』って思って創っていったし、コロナの中でも生きることを諦めない、腐らないようにって思って、苦しい状況から踏み出せるような歌を歌いたいってなったときに、こういう曲たちになっていきました。だからこの1枚は僕自身への歌でもあるけど聴いた人たちの歌にもなってほしいと思っています。」

──本当にそういう作品になっていると思います。自分に向けて歌うことで、結果すごく普遍的なものになったっていう。このミニアルバムって、コロナのこの状況がなかったら生まれなかったものだと思いますか?

KENTA「発売はできてなかったと思います。自分たちでライブ中止にして、“春を待って“を出すと決めて、テレビで“Milk”を演って。いろんなことがある中で、今回ツアーファイナルで、ファイナルだけではなく次の日に新譜を発売する。WANIMAのことを信じてくれているお客さんたち、ちょっとWANIMAを離れた人たちにも、驚いてほしかったし気づいてほしかった。
色々な事に気付いてやれんでごめんって気持ちもあったから。もう1回『やっぱWANIMAやな』って思ってほしいって思いました。自分たちは今、これがいいと思っています。これがいいと思ってる自分に対しても、『戻ってきたな』という気がします。『戻ってくる』って言い方はよくないと思うんですけど、なんかこれがまた生きることを諦めない理由のひとつにもなっています。WANIMAの存在を必要としてもらえるように、また成長した姿を見せれるように音楽を続けていきます。なんかあったらいつでも頼って下さい。いつでもこっちは受け入れる気持ちでおるから。」

Interview by 小川智宏

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